黄色いベスト運動

 欧米に比べて、日本は民度が低いと議論されることがよくある。

 民度を何をもって測るか不明なので、そこはさて置き、はっきり言えるのは、欧米に比べてニュース番組の作りや内容が日本は幼児化している、ということ。朝のBS1で流されているフランスF2など見ていると、ニュースの内容は勿論のこと、セットから始まってキャスターの落ち着きぶり、服のセンスまで何から何まで彼我に格段の差がある。ワイドショーだかなんだかよくわからない民放だけでなく、NHKもニュースの選定基準も謎だし、妙なはしゃぎぶりが目につく。

 さて、そのフランスF2でこのところ放映が続く「黄色いベスト運動」。フランス人のデモへの寛容さや、デモへの敵意を煽らない冷静な報道に関心していたが、この記事はその辺を丁寧に解説してくれている。日本で同じことをやったら、会社に行けない、の文句が溢れて二日も続けられないだろうが。