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病院へのコロナ補助金不正受給に関する厚労省の信じられない怠慢

8月に日経が、そして一昨日もAERAが報じた病院のコロナ受入病床補助金の不正受給疑惑。

 

15日(水)の衆院厚労委員会質疑のために厚労省に、調査はどうなっているかを尋ねた。

その答えに、驚くと共に怒りがこみ上げた。

 

「厚労省は調査していないし、やる予定もない。東京都がやると聞いているがいつやるかも把握していない。」

 

日経の報道では厚労省が調査するとあったが、と聞くと、大臣が先走ったかのような口ぶりで全くその予定はないと。厚労省はいったい誰のために仕事をしているのか?

その上に、補助金総額をいくら病院に払っているかも答えられず。

 

医療崩壊の脅しの元にどれだけの飲食店や小売業者が辛酸を舐めたか。その思いなどまるで関係ないかのようなあっけらかんとした回答。 また、ワクチン既接種者においても抗体が減少する中で迎えるであろう次の第6波、医療体制が拡大してなければそれこそ医療崩壊が起きる恐れ大。しかし、その前に医療体制を整えようという切迫感もまるでない。

 

無責任さそのままに、日本を救おう、国民を助けようという気概などまるで感じられないあっけらかんとした口ぶり。

厚労省に任せている限り、国民の苦しみは永遠に続く。

 

なお、この質問の答弁者は政府参考人(つまり厚労省局長)の予定だったが、田村厚労大臣の責任ある答弁を求めることにした。他党がこれを見て先に聞いたとしても、きちんと答えていただく。それが政治の国民に対する義務だ。