議員になって一年間が過ぎました。
そんな中で実感しているのは、日本では議員個々の能力についての評価が全くされず、また、一番肝心の仕事に関する評価についての興味はマスコミ・市民から感じられない、ということです。
例えば、本会議での討論。国民民主党の源馬議員、維新の串田議員など新人でもキラリと光る、独自性を持った意見を述べられていますが、誰も報じません。一方で、委員会などではベテラン議員の方が極めて個人的な事項を中心に質問されていることもある。抜き身の斬り合いのような委員会での質疑が行われ、マスコミも大きな関心を寄せている米国であれば大変な問題になっていたでしょう。
議員のこういった資質に関する無関心が続く限り、日本の政治は正常化しないと思われます。誰がやっても同じであった高度成長が自動的に続いていく時代ではないことを国民全体で認識すべき時です。