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安倍首相の記者会見と野党幹部の批判

安倍首相の昨晩の緊急事態宣言を巡る記者会見。

失礼ながら人が変わったかのようだった。自分の言葉で必要なことを真摯に訴えかけられていた。

まず医療者への感謝を訴えたことも的を得ている。記者の質問への回答も率直であったし、日頃政権に批判的な江川さんにもきちんと答えていた。

こういった姿は素直に評価するべきだろう。そして首相には、諸外国の首脳のように、このような率直な姿勢でこれからも記者会見に臨んでいただきたい。

ところで、この記者会見に野党幹部の方が批判をされていて、その批判の仕方が少し気になった。

司会の方が「この後予定があるので」と言って会見を終わりにしたことを捉えて、「次の日程は『NHKへの生出演』です」と揶揄されたとのこと。

しかし、NHKへの生出演も大切ではないのだろうか。かなりの方が注視する時間帯のニュースなのだから。

また、事実の評価という観点から言っても、若干不適切。司会の方は、終わりと言ってから、さらに2問受けつけていたのだから、無理に打ち切った感はなかった。

野党なのだから政権批判するのはある意味当然なので、首相を批判したことを批判しているのではない。

しかし、政権奪取を目指すなら、自分がその立場だったらどうするか、という視点でものを言うことを考えたらどうか、と率直に思う。

何でもかんでも批判するのを見るのがウンザリ、という方も多いようなので。