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吉村知事イソジンうがい会見に対する不正確な報道

大阪府の吉村知事と大阪市の松井市長が共同会見で、ポピドンヨードに関する知見を発表したことに対し、不正確な報道が繰り広げられている。

 

例えば、FNNニュースは「コロナ重症化抑制結果を発表した」(YouTube「“うがい薬”が重症化抑える? 大阪・吉村知事が発表【ポビドンヨード】」)と大見出しのテロップを掲げ続け、キャスターもそう伝えた。そしてナレーションは「今日大阪府の吉村知事が発表したのはうがい薬の成分であるポピドンヨードが重症化を防ぐ可能性があるという研究結果です」と続けた。

しかし、実際に吉村知事が発表されたのは、連続した日数ポピドンヨードのうがい薬によるうがいを続けた結果、飛沫に含まれるウイルス量が相当程度低減したという医療機関の報告に基づいて、感染拡大防止効果がある可能性があり、家庭内感染などの防止に効果があるので試してもらいたい、という話。

それがなぜか大きく話を変えて「重症化を防ぐ」と伝えられているのだ。完全な誤報レベル。

同様の伝え方はWebでも見られる(Yahoo)。

 

メディアの伝え方に問題があることもあって、SNSでは頭ごなしに否定され、吉村知事への攻撃にも利用されている。何らかの意図があって、あえて曲解したような報道がなされているのか?

 

これに対して正確な報道をされているところもある(NHK)。

繰り返し述べているが、この新型コロナの問題については、マスコミが視聴者受けを狙って、事実から目を背けた報道が繰り返されている。それは報道機関の役割に明らかに反するもの。少しは自覚したらどうだろうか?