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マスクの果たす役割

「無症状の人がマスクを付けるのはどうか」という意見を頂いたので一言。日本,韓国,中国が感染拡大をコントロール出来ている大きな要因が「無症状の人もマスクをつけている」ことだと考えている。新型肺炎の病態は「無症状の人が8割」もあり,しかも「その無症状の人からも感染する」というのがインフルエンザにはない大きな特徴。したがって,飛沫感染拡大防止のためには症状があろうがなかろうが出来るだけ多くの人がマスクを付けることに意味はあり,それは「感染予防策」ではなく「感染拡大防止策」となる(勿論医療用マスクを買い占めるなどは論外)。

その観点から,マスクの在庫が切れた方は,手作りガーゼマスクをされたらいかがだろうか。私の子ども時代はみんなそれであったし,今でも地元の小学校の給食当番はそう。ちなみに個人的には使い捨てマスクの使用は満員電車内など必要最小限とし,汚れていないものは乾かしてしばらく放置して数回は使い回している。

もう一つ誤解がある向きもあったので申し添えると,維新の会内における政策議論はリベラル系の皆さんの想像とはまったく違っている。コロナ対策の会議も真剣そのもの,専門家もお呼びしてどうすればこの事態に対処できるか活発かつ具体的に話し合っている。そして,当選回数など関係なく,私のような新参者もガンガン議論に参加できる。またそこでは,まちがっても「和牛商品券」などの議論は出てきません。