青山まさゆきの今を考える > 新着情報 > 怒りと共に立ち上がれ。

怒りと共に立ち上がれ。

いい加減、腹が立ってきた。今の日本、あまりに情けない。ただのヘタレだ。

 

マスコミ、野党は口を開けば「変異株怖い」「オリンピックは無理」「緊急事態宣言全国に」。

 

日本医師会会長は「医療壊滅」「医療が全産業でいちばん大事」「他の医療も大事だからコロナに力は割けない」

 

政府与党もできない言い訳、他力本願なことばかり並べ立てる。「都道府県を越えた患者移送は2時間以上かかるので無理」「高齢者施設従業員検査は、施設が嫌がる。陽性者が出たら人手が足りなくなる」「通知は出した」「患者移送は知事会に言ってみる」

 

そして、日本全体では需要の2倍のコロナ病床が余ってるのに、入院希望されていた20代の若者を放置してみすみす死亡させている。

 

この1年弱、衆院厚労委員会で、政府・行政・医療が「やれば出来る」ことを実行するよう訴えてきたが、政府・大臣は「出来ない言い訳」を並べ立てるだけ。良くて通知を出してあとは知らん顔。

 

国難、国難と言いながら、誰も本気で事態を「具体的に」解決しようとはしていない。

そして、言の葉を捉えて真実に言及した人を非難し、受けばかりを狙う。

このグラフの一番下、0の横軸基底線に寄り添うような変動の少ないラインが日本。

これが「さざ波」でなくてなんと表現するのか。さざ波どころかただの凪だ。

 

この凪を、なんだかんだ言い訳ばかり言って受け止められないのが今の国力がとことん低下した日本。

 

マスコミは視聴率稼ぎに事実などまるで無視、自分に都合のいいコメントをしてくれる専門家を探し求め、恐怖を煽る。

 

専門家は専門家で関係業界から多額の資金提供を受け、マスコミ受けするリップサービスに励む。

 

野党は政権攻撃に最適な手段として、日頃の「弱者への配慮」などかなぐり捨てて、非正規雇用者の主要な就業先である飲食店などサービス産業は皆店仕舞いしろとばかりに緊急事態宣言の果てしない拡大を政府に迫る。

 

そして政府は、やるべき医療体制の整備と自治体の枠を超えた患者移送という、やる気にさえなれば明日からでも可能なことを、医師会への配慮かやる気不足かわからないが、なんだかんだ言い訳ばかりつけて1年経っても手も付けない。単に「コロナ病床に1900万円」とかお金で釣って一部の病院にコロナバブルを産んでいるだけ。

大阪など関西圏で、深刻な医療逼迫が生じているが、実は全国的にはコロナ病床は実は余りまくり。お金だけ注ぎ込んで、有効活用できていないだけ。

(NHKデータより青山まさゆき事務所作成)

 

医師会は医師会で、日本医師会長が「医療崩壊」「医療壊滅」とか煽りまくって国民に自粛を求め、その煽りを受ける飲食業については「政府の責任」と知らん顔。一番重要な病床数確保には具体的な声も上げず、挙句の果てには医師会出身議員の政治資金パーティーには平然と大量出席。

 

トップがみんな自分のことだけ考えて必要なことをやらずに、国民には事実を知らせず我慢だけを迫る。

 

挙句の果てには、自分で手を挙げたオリンピック返上?

やるべきことを全部やって、それでもダメなら世界中に「ごめんなさい、努力は尽しましたが天災には勝てません」なら分かるが、やれること何もやらずに国内事情でただ返上?

常人には及びもつかない努力を長年積み重ねた世界中の選手たちの努力に対し、そんな無責任はないだろう。

 

一方で、世界は今、力強く立ち上がろうとしている。

アメリカもイタリアも日本よりはるかに感染者数は多いのに、前に向けて進み始め、イタリアは社会的距離政策(緊急事態宣言のような政策の総称)を解除に踏み切り、アメリカは経済が再生、消費者物価指数が4%も上昇している。

 

日本もやるべきこと、つまりコロナ患者受け入れ病床の拡充(臨時施設敷設でもいい)、都道府県の枠を超えた患者移送さえすれば、アメリカやイタリアよりはるかに早く経済は再起できたし、日本の主要産業であるサービス業を痛めつけることも、自殺者を増やすことも、出生数を激減させることもなかったはず。

 

それもこれも、まずは政治とマスコミの責任。そして、無批判に政治とマスコミの言いなりになれば、国民は自分たち自身も大きな不幸に見舞われる。

 

今、私たちは、現状に怒りを込めて立ち上がり、自分たちの手で未来を変えて行かなければならない。