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ZEROコロナを言いながら、予算委員会で大声でヤジの立民の不可解

最近、予算委員会に何回か出席して思ったこと。それはあまりに密、そしてヤジやら無駄話が多すぎるということ。

ご承知の通り、立憲民主党はZEROコロナという現実を度外視したスローガンを打ち立てている。
もちろん、実現出来ればそれに越したことはないが、感染症と人類の長い戦いの中でそれが実現したのは、変異が少ない安定したDNAウイルスであるが故にワクチンの有効性が極めて高い天然痘くらい。

世界中に広がりすぐに変異株が出現する新型コロナではワクチン接種が進んだとしてもそれはちょっと無理。

さらに緊急事態宣言レベルのゆるゆるの社会的距離政策でそれを実現するなどまさに絵空事。感染者増大を抑えて医療資源を守るための戦略に過ぎないことは、ハーバード大学の専門家が当初から言っている通りだ。

仮に本当にそれを実現しようと思ったら、中国のように100万都市だろうが1000万都市だろうが即座に交通を遮断し自宅からも外出禁止という極め付けのロックダウンを感染者が1名でも出れば即座に行い、3日間ほどでその全員のPCR検査を行うという、途方もない強権的手段が抜群の実行力で行われなければならない。そして永遠の鎖国。

日本では法的にそもそも無理だ。

それはさておくとしても、そこまでコロナ根絶に力を注ぎたい党の議員の方々が、予算委員会の密な部屋で(おそらく今日本で最も密)大声でヤジを飛ばし、雑談しまくるという不可解さ。

何も富岳の力を借りずとも、寒い朝に外で息をしてみればすぐわかりますが、マスクをしていも盛大に上下左右の隙間から呼気は漏れ出す。そして、冬の乾燥した空気では、それがエアロゾル化して空気中を漂い続ける(理化学研究所研究成果ピックアップ)。

本会議でも大声のヤジが目立つが、感染防止の観点からも最高府に相応しい態度をこの際考えてみてはどうだろうか。