大阪都構想が否決された。市民の方々の意思がきっちりと示されたのだ。それを受けた松井市長、吉村知事の記者会見での発言は、言い訳など一言もない、まさに潔いものであった。
市民の方の直接投票による選択は、民主主義の最たるものと言えるもので、その結果は最大限の尊重がなされるべき。良し悪しをいう余地はない。
ただ、100年に一度あるかないかの大きな機会が当面失われたことは事実で、日本再生の大改革に取り組まなければならない時期にブレーキがかかってしまったエポックメーキングな出来事であったと、数十年後に語られることになるかもしれない。
都構想を応援した私たちの力不足が残念でならない。