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街角の実態をマスコミは把握しているのか?

4~6月期のGDPが速報値のマイナス27.8%から28.1%に下方修正された。

周りの経営者などにお聞きしても,どうしようもない,という答えが多い。

飲食店の経営者の方は,「もう逆に笑うしかない」と悲嘆の声。

 

また,政府保証での企業の運転資金融資は,コロナ禍にあえぐ中小企業の救いの手であると同時に,金融機関には恵みの雨なので,審査などほとんどされずに幾らでも資金が供給されている。やむを得ない措置とはいえ,2~3年後を心配する声も聞く。

到底返済の見込はなく,それが一斉に顕在化したときにどうなるのかと。

 

しかし,この空恐ろしい数値に対するマスコミの反応は鈍い。

伝えるべきはPCR検査の陽性者数ばかりではないはずだが。

街角に出て,一軒一軒の声を聞いてみるがいい。今掘り下げて伝えるべきは痛みきった企業や事業者の姿だ。