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日本は「ワクチン敗戦国」?

変異株と同様、ワクチン接種についてのマスコミの注目は高い。毎日朝からこの話題で持ちきりの感もある。

一方で、「ワクチン敗戦国」と揶揄する方もおり、政権批判のタネの一つにもなっている。

そこで、客観的にはどうかということで、ワクチン接種上位国(NHK調べ・おそらく人口1千万以上の国が対象)の100万人あたり新規陽性者数を日本と比較してみた。

この結果を見れば一目瞭然、ワクチン接種にかかわらず、日本はずっと新規陽性者の発生レベルで言えば、「戦勝国」であるというのが正しい認識。

煽り筋の都合で「「敗戦国」にされているだけ。

接種が遅かったお陰で、欧米では血栓症で女性に死者が相次いだアストラゼネカ社製ワクチンを接種開始せずに済んだ、という思わぬ副次的利益も生じている。

 

日本が、実際には感染者数レベル上手くいっていない原因は、3つに尽きる。

 

①都道府県境を越えられない情けない医療行政

②病院の非協力的姿勢

③介護施設の防疫不十分

 

ここさえきちんと出来れば日本の新型コロナで生じている問題の大半はクリアされるだろう。菅政権が、「敗戦国」という謂れ無き汚名を返上し、今の支持率低迷から浮上を図りたいのであれば、目に見える成果を国民に示すしかない。

そのためには、効果が不明で国民負担が大きすぎる「緊急事態宣言」一本槍ではなく、すぐにでも効果の出るこれらの方策を実施すべきだろう。

 

僭越ながら、あっという間に支持率が回復することを保証します。