政治の世界

弁護士出身の私にとっては政治の世界は常に驚きに満ちている。

司法というのは限りなく建前を貫く世界。

政治は何でもあり。常に情勢を見てあっちに行ったりこっちにきたりが当然のようだ。そこでは事実が都合の良いように拾われたり捨てられたりしている。この繰り返しがあの愚かな日中戦争や太平洋戦争を生み、現在にも続く大政翼賛会的気風の根源となっている。公平とは何か、公正とは何か、そこを冷静に見つめられない限り日本の政治や精神風土が一歩進むことはないだろう。