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小池都知事は若者からかけがえのない時を奪うのを止めろ

小池都知事の若者虐めは一線を超えている。

報道によれば「小池知事は8日、「新年度から対面という話があるが、改めてオンライン授業の導入など感染防止対策の要請を各大学に行っていく」と述べた」という(東京新聞)。

しかし、この感染症は免疫反応に深く関わるものなので、年代毎に感染率がきれいに分かれている。

 

免疫反応が完成する前の10代以下は少なく、完成した20代を頂点として30代、40代と罹患率は減少する。これは、免疫反応が弱まると感染に対する防御反応である熱などの反応が出にくくなるので、結果として感染して症状が出ないので補足されにくくなるからだろう。風邪やインフルエンザなどの他の疾患でも経験上見られること。

中年以上になると、気合いで風邪を引かない、と威張る方がいるが、おそらくは風邪を引いても防御反応としての免疫系を活性化させるための熱が出ないだけのこと。

80代以上は免疫の弱体化により一気に重症化して逆に把握されやすくなるのだろう。これも致死率にはっきりとした証拠が出ている。

 

つまり、20代30代の感染率が高いのは彼らの行動に問題があるのではなく、おそらく免疫反応が強いことにより症状が出やすいので補足率が高くなるからに過ぎない。

小池都知事は、20代の感染者数が多いことを捉え、そして20代は投票率が低いことも加味して、攻撃しても自身の政治的地位に響かない若者(そして飲食店)にターゲットを絞って攻撃を繰り返してきた。

そして若者からその時しか体験できないかけがえのない瞬間を奪ってきた。

「学生の皆さんは卒業の季節ですが、追い出しコンパや謝恩会、今年はぜひなしで。友人との旅行、卒業旅行もなし、でお願い申し上げます」(日刊スポーツ

彼らにとっては二度とやってこない季節、その思い出の場を平然と奪う呼びかけはしても、重症化率が高く感染すれば直医療逼迫を招く高齢者には何も言わない。

小池都知事が高齢者にクラスターとして最近目立つ「昼カラオケ」の自粛を呼びかけをしたことがあっただろうか?

若者だけをターゲットにして虐めるのはもう止めにしてもらいたい。