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子どもたちを蝕む行動制限

報道によれば(産経)、「国立成育医療研究センターが学校再開後(6月15日~7月26日)に、6~17歳の約900人のストレス反応を調べたところ、72%が「嫌な気持ちになる」「集中できない」「寝付けない」などの不調を訴えた。」とのこと。

それはそうだろう。毎日ニュースやワイドショーが新型コロナを煽り立て、自粛警察が目を光らせている。学校では、マスクやら変な囲いやら友達に近づいてはダメやらの大袈裟な行動規制で、のびのび楽しむこともできない。
少なくとも戦後の学校教育においてここまで不自然な行動規制が行われたことはなかっただろう。
 
ところで、こういった行動規制のエビデンスは何?何から誰を守っているのだろう?
少なくとも、日本においては10代以下の死者はいないし、重症例の症例報告も見たことはない。子どもたちの健康に配慮して、このような規制を行う必要性は全くない。子どもたちにとっては、死亡することすらあるありふれたインフルエンザの方がよりリスキー。
勿論、高齢者の方と同居している家庭では、子どもを介した感染リスクはあるが、それは働き手がいる家庭であれば子どもに限ったことではない。
 
大人の、やってましたのアリバイ作りのためとしか感じられない不要な学校での行動制限やら規制やらはもう止めにしないか。
子どもたちの心身がこれ以上蝕まれるのは勘弁だ。