青山まさゆきの今を考える > 新着情報 > 命運が尽きた安倍政権

命運が尽きた安倍政権

安倍首相が、トランプ大統領の要請を受け、アメリカで作り過ぎた人工呼吸器の購入を約束していたことが報じられた(朝日)。副作用が懸念されるレムデシビルも。

 

 今までもF35であるとかイージス・アショアであるとか日本がアメリカの在庫処分先のような扱いを受けてきたが、このコロナ禍でもそれが繰り返されるとのこと。

時期に遅れたアベノマスクといい、率直にいって安倍政権の医療関係対応はお粗末に過ぎる。

 

 人工呼吸器を買っても、肝心の感染者用医療体制が整備されていないので、たらい回しやら介護老人保健施設での見殺しの様な状況(読売)やら、コロナウイルス感染拡大へのヒステリックな世論の反応(いわゆる自粛警察系)の陰に隠れて許されない様な事象が頻発している。

 

 余剰生産された人工呼吸器を買うのであれば、十分な医療体制が整わない最大の原因の一つである医療従事者の感染防止器具(N95やら防御服やら)の調達に全力を挙げるべきなのに。

国民にはそっぽを向いてアメリカのご機嫌取りをしているようでは、安倍政権の命運も既に尽きたと言うしかない。