先日来の吉村知事のポビドンヨードうがいに関するマスコミの悪質な報道。
最初の会見について、まず誤解しまくりの不正確な報道が拡散された(「吉村知事ポビドンヨードうがい会見に関する不正確な報道」)。
そして、その不正確な報道を正そうと行われた翌日の会見はさらに不正確に伝えられた。
「吉村知事が前日の発言を“軌道修正”した。〜 「うがい液でコロナを予防できるわけではありません。感染することを防げる効果が認められたわけでもありません」と強調し「改めて申します。予防薬でも治療薬でもない」」。
これが、「吉村大阪府知事が“軌道修正“うがい薬は「コロナの予防薬でも治療薬でもない」」との大見出し(見出しはMSNで紹介された時のもの・元記事はデイリー)で伝えられたのだ。
?が飛び交ってしまう。知事は、最初の会見からそう話されている。それがなぜ軌道修正という見出しに?今回の件は、マスコミが創り出した自作自演の架空の騒動。
勝手に誤解して勝手に軌道修正したことにされるのでは幾ら何でもたまったものではない。マスコミは、その誤解を識者に伝え、そして識者が発言内容を確かめることもなくピント外れのコメントを並べ立てて、それでまたピント外れな批判記事が作られる。まさに負のスパイラルならぬ誤解のスパイラルだ。
その誤解のスパイラルの中にいることもわからずに、SNSではこの極めて真剣な取り組みを嘲笑する声がやまない。
今回の騒動でよくわかったこと。
1.マスコミがいかに不正確にしか事実を伝えないか。
2.そのマスコミを鵜呑みしてかかる人がいかに多いか。
3.既成概念に囚われ、新しい発想を頭から拒否する人がいかに多いか。
4.よくわかりもしないのに思い込みだけで他人を馬鹿にしたがる人が如何に多いか。
5.日本では、ブレイクスルーが如何に生まれ難いか。
6.だから今の日本がこんな縮こまった社会になってしまったのか。
ただただ呆れるばかりだ。