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トランプ大統領入院

トランプ大統領が歩いてヘリコプターに乗り込み、軍のウォルターリード病院に向かった。メラニア夫人より症状は重く、熱があって咳も出て倦怠感もあり、段々悪化しているとのこと。

入院して、ウイルス量を減らす効果が報告されてアメリカで最近話題になっている2つのモノクローナル抗体を組み合わせたリジェネロン社のカクテル製剤やビタミン剤の投与を受けるという。後者はおそらくビタミンCとD(幾つか報告があって意外と効くのでは)。

まずは健康を回復されることをお祈りするが、今後の帰趨は世界に対する影響大なのでこれについて少し。

順調に回復すれば、これらの薬剤への注目と共にタフな大統領としてイメージが上がって大統領選挙も有利に運ぶだろう。

一方、重症化すれば新型コロナウイルスに対する恐怖は世界的に高まり、討論会で自ら軽視した新型コロナに倒れた大統領として大統領選挙の行方も決まってしまうだろう。

意外に年齢が74歳とご高齢、体格も肥満気味、アメリカの症例でもあり予断は許さない。

関連してホワイトハウスの記者や上院議員にも陽性者が出ているということで、アメリカでは、数日前のディベートで長い時間向き合ったバイデン氏(今のところ陰性)、連邦最高裁判事に指名されたバレット判事なども心配されている。

日本への影響も大だろう。日本とアメリカの病態の違いなどまったく無視されるのが常なので、ようやく収まりつつあった日本における新型コロナウイルス報道が月曜朝のワイドショーでまた大騒ぎになるだろうし、マスク着用についての同調圧力も強まりそうだ。