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トランプ大統領も推奨!「布マスク」

「外出時はマスクなどの布で顔を覆うよう国民に推奨。」トランプ大統領が、無症状の感染者が人にうつすリスクを減らすため、アメリカ国民にこう呼びかけた(日経)。
一歩先を行く日本は推奨するだけでなく、全国民にマスクを配る。
 
政権に反対するためなら何でも利用する一部野党、マスコミ、左派層が、感染拡大防止に効果的な布マスクをすべての国民に着用してもらうよう配布することを、WHOの見解捻じ曲げて紹介してまで批判してきた。衆議院本会議でこの誤った見解を披露した党まであった。
 
しかし、世界最大の流行国であるアメリカ、エビデンスを重視するアメリカで遅まきながら大統領が国民に呼びかけたのである。
 
背景には、飛沫の飛ぶ距離についての実験が反響を呼んだことがある。
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の実験で、くしゃみやせきをすると、高速で動くガスの霧のようなものが作られ、「せきは6メートル、くしゃみは最長8メートル先まで飛沫を飛ばすことも分かった」のだ(BBC)。
 
これを受け、CDCの新しいガイダンスが発表される予定になっており、「周りの人へのウイルスの蔓延を防止するために人々が取ることができる追加の公衆衛生対策として、コミュニティに対して布マスクの使用を推奨する」と書かれるそうだ(TC)。
 
そこに込められた科学的合理性と、優れた費用対効果に思索を及ぼすこともなく、ただ「布マスク2枚」と馬鹿にしてきた日本の風潮が変わることを期待したい。