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コロナ禍で浮き彫りとなった中国との差

朝のワールドニュースを聞いていたら、中国では1000万人の石家荘市を外出禁止とし、僅か3日間で全市民のPCR検査を終えるという。

驚くのはまだ早くて、既に1回目は終えていて、2回目にも取り掛かるというが、その2回目の検査のために、なんと1日100万件❗️の検査能力がある施設を1日足らずで作り上げ、直ちに稼働させるという(AFP)。

80万人の検査を数ヶ月以上ダラダラと時間をかけてオープンに行い、それで効果が上がると考えているような日本とは大違い。

残念ながら日本の政治家より断然頭がスマートで、行政の能力も圧倒的に高い。

また、人だけでなく、既に昨年11月より、全ての冷凍輸入食品にPCR検査を義務付けているという。やることが徹底しているのだ。

麻生大臣が、「中国がコロナを抑え込んだというのは怪しい」といつも言っていたがとんでもない。

持続化給付金一つとっても広告代理店に丸投げで国民にお金を配ることに何ヶ月もかかる国とは大違いの、抜群の行政能力で徹底的な対策を取っている。それはコロナを抑え込めもしよう。

彼の国と我が国(我が国だけではないが)の間に、いつの間にかこれだけの国力の差が出来てしまったのだ。

勿論法制やら何やらが違うので単純比較は出来ないが、処理能力の違いが如実にあることは厳然たる事実。この事実を重く受け止めて、日本のあらゆる分野の能力強化に取り組んだ方がよい。