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これからの政党に問われるもの

 何事も根本に立ち返るべきだ。

 野党は、先鋭化路線、現実路線で別れ、差別化を図っているようだが結局は支持母体をどこと見ているのかによって左右されているのではないか。市民グループなのか、労使協調路線をひた走る労働組合なのか。ただ、いずれにしろ広く一般の国民を支持母体と想定しているようには見えない。

 辺野古の問題も、沖縄にのみ重い基地負担がのしかかっていることに根本的原因があるのだが、アメリカの世界戦略が変わるか、もしくは日米安保体制を解消するか、ということでもなければ解決はしないだろう。それは日本の国防の在り方を根本的に作り直すことに当然繋がる。

 しかし、反対をいう勢力にその覚悟があるようにも、またそのために踏まなければならない具体的プロセスを検討している様子も見られない。ポーズや自己満足を超えて本当に世の中を変える覚悟があるのか?これからの政党・政治勢力に問われるのはそこだろう。